アニメの歴史 その10
1950年代の劇場用アニメーション
ディズニー
一連のパッケージ作品や実写とアニメーションの組み合わせを経て、ディズニーは 1950 年の『シンデレラ』で完全なアニメーション長編映画に戻りました (バンビ以来)。 その成功により、会社は事実上破産から救われました。 続いて『不思議の国のアリス』（1951年）が公開されたが、興行収入は大失敗で酷評された。 『ピーター・パン』（1953年）と『レディ・アンド・ザ・トランプ』（1955年）がヒットした。 野心的で大幅に遅れ、さらに高価だった『眠れる森の美女』（1959 年）は興行収入を失い、ウォルト・ディズニーのアニメーション部門の将来に疑問を生じさせた。 『不思議の国のアリス』やディズニーのほとんどの失敗作と同様、この作品も後に再公開によって商業的に成功し、最終的には真の古典とみなされます。
米国以外
Jeannot l'intrépide (ジョニー・ザ・ジャイアント・キラー) (フランス、1950 年の長編映画)
Érase una vez... (スペイン、1950 年の特集)
Le Roi et l'Oiseau (王様とアラバマ物語) (フランス、1952 年に未完成の長編公開、1980 年に完成版公開、宮崎駿と高畑勲に影響を与えた)
動物農場 (イギリス/アメリカ、1954 年の長編)
「カラスはなぜ黒塗りなのか」（中国、1956 年の短編映画、ヴェネツィア映画祭）
Снежная королева (雪の女王) (ソ連、1957 年の長編)
クルテク (モグラ) (チェコスロバキア、1956 年の短編映画シリーズ)
白蛇伝 (Panda and the Magic Serpent) (日本、1958 年の長編)
少年猿飛佐助 (Magic Boy) (日本、1959 年の長編、最初のアニメは 1961 年に米国で公開)
1960年代
1960 年代の米国のテレビ アニメ シリーズとスペシャル
トータル テレビジョンは、テネシー州のココア パフのコマーシャル (1960 ～ 1969 年) およびゼネラル ミルズが後援するテレビ シリーズ「キング レオナルドと彼の短編主題」(1960 ～ 1963 年、1969 年までのリパッケージ番組) でオリジナルの漫画キャラクターを使用してゼネラル ミルズ製品を宣伝するために 1959 年に設立されました。 タキシードとヒズ・テイルズ（1963年 - 1966年、リパッケージ番組は1972年まで）、アンダードッグ・ショー（1964年 - 1967年、リパッケージ番組は1973年まで）、ビーグルズ（1966年 - 1967年）。 すべてのシリーズのアニメーションはメキシコのガンマ スタジオで制作されました。 トータル・テレビジョンは、ゼネラル・ミルズがスポンサーを望まなくなった1969年以降、制作を中止した。
1960 年代から 1980 年代にかけてのアメリカのアニメ TV シリーズの多くは、他のメディアですでに人気があったキャラクターや形式に基づいていました。 UPA は漫画本に基づいて「ディック トレイシー ショー」（1961 年 - 1962 年）を制作しました。 1962 年から 1989 年まで活動していた映画化では、オリジナルのキャラクターはほとんど作成されませんでしたが、DC コミックスの多くの改作、実写 TV シリーズ (名探偵コナン レスキュー レンジャー (1973 ～ 1975) やスタートレック: アニメシリーズを含む)、いくつかの実写映画 ( 地球の中心への旅 (1967 ～ 1969 年) など)。 グラントレイ・ローレンス・アニメーションは、1966 年にマーベル・コミックのスーパーヒーローをアニメ化した最初のスタジオです。ポップ グループでは、ビートルズ (1965 ～ 1966 年) やランキン/ベースの『ジャクソン 5ive』 (1971 ～ 1972 年) や『オズモンズ』 (1972 年) でアニメ版が制作されました。 ハンナ＝バーベラは、『ローレルとハーディ』（1966年 - 1967年）と『アボットとコステロのカートゥーン ショー』（1967年 - 1968年）でコメディアンを漫画のキャラクターに変えた。 フォーマット・フィルムズの『アルビン・ショー』（1961年 - 1962年）は、1958年のノベルティ・ソングと、アルビンとチップマンクスの再デザイン版を含むその後のコミックブックのスピンオフ作品であった。 他のシリーズには無許可の流用が含まれていました。 たとえば、ハンナ＝バーベラの『フリントストーン』（1960～1966年）はホームコメディ『ハネムーナーズ』にインスピレーションを受けており、制作者のジャッキー・グリーソンはハンナ・バーベラを訴訟することを検討したが、彼は「フレッド・フリントストーンを放送から引きずり出した男」として知られることを望まなかった。 。
「フリントストーン」は最初のゴールデンタイムのアニメーション シリーズであり、非常に人気となり、30 年後にその記録が破られるまで、最も長く続いているネットワーク アニメ テレビ シリーズであり続けました。 ハンナ＝バーベラは、『ヨギ・ベア・ショー』（1960年 - 1962年）、『ジェットソンズ』（1962年 - 1963年、1985年、1987年）、そして『スクービー・ドゥー、どこにいるの！ （1969年から1970年、その後他のスクービードゥーシリーズが続いた）。
1968年頃から、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺や、当時のロバート・F・ケネディの暴力行為やその他の暴力行為により、娯楽における暴力に対する国民の不安が薄れ、各ネットワークは検閲官を雇い、あまりに暴力的で挑発的なものを子供向け番組から禁止するようになった。
通常のテレビシリーズとは別に、UPA のミスター・マグーのクリスマス・キャロル (1962 年) から始まり、数年後にはビル・メレンデスの一連のピーナッツの特別番組 (1965- 2011 年、チャールズ M. シュルツの漫画に基づく）、チャック ジョーンズの『グリンチがクリスマスを盗んだ!』 （1966年、ドクター・スースの物語に基づく）。
